一般病棟/3階
急性期の治療が必要な時期の一般病棟
<病床数 40床(4人部屋/7室)>
個室/12室(差額室料 ¥13,410/1日)
総合診療科(内科)、整形外科の急性期疾患の治療、回復を目的とした病棟です。
検査、手術が必要な患者様、肺炎、感染症、胃潰瘍など集中的な治療が必要な時期(急性期)から、症状が少し安定してくる時期までの患者様を受け入れております。
回復期リハビリテーション病棟/4階
集中的なリハビリテーションで在宅復帰を目指す病棟
<病床数 40床(4人部屋/5室)>
個室/20室(差額室料 ¥6,810/1日)
脳血管疾患または大腿骨頚部骨折などの患者様に対して、食事・排泄・移動などの日常生活動作 能力の向上による寝たきりの防止と家庭復帰 を目的に、医師・看護師・理学療法士・作業療法士 言語聴覚士・ソーシャルワーカーらが共同してリハビリテーションプログラムを作成し、それに基づいたリハビリテーションを集中的に行うところです。
対象となる疾患の方、入院期間について
下記疾患を発症または受傷後、病状は安定したが自宅退院に向けて集中的にリハビリテーション が必要な方です。医療保険上、疾患ごとに下記のような期限が定められております。
対象疾患 | 発症からの期間 | 入院できる期間 |
---|---|---|
脳血管疾患、育髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷(わんしんけいそうそんしょう) 等の発症後もしくは手術後、又は義肢装着訓練を要する状態 | 2ヶ月以内 | 150日 |
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頸髄損傷および頭部外傷を含む多部位外傷 | 180日 | |
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節もしくは膝関節の骨折、又は2肢以上の多発骨折の発症後、又は手術後の状態 | 2ヶ月以内 | 90日 |
外科手術又は肺炎などの治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後又は発症後 | 2ヶ月以内 | 90日 |
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靱帯損傷後 |
1ヶ月以内 | 60日 |
股関節又は膝関節の置換術後の状態 |
1ヶ月以内 | 60日 |
療養病棟/5階
療養から看取りまで、多くを求められる療養病棟
<病床数 40床(4人部屋/5室)>
個室/20室(差額室料 ¥6,810/1日)
医療療養型病棟とは、急性期の治療が終了し、病状が比較的安定している方で引き続き医療的なケアや病院での療養を必要とする方を対象とした病棟です。
在宅での生活が困難となり療養生活を希望される方、終末期の緩和ケアを希望される方、看取りの場として希望される方などさまざまな病状の患者さんをお迎えしています。
厚生労働省の定めた規定に従い、医療の必要度に応じた医療区分およびADL自立度(日常生活自立度)の視点から考えられたADL区分による包括評価をする事となっております。
医療療養病棟は、主に医療区分2~3などの比較的医療必要度の高い患者さまを担当することが期待されている病棟となっています。
医師・薬剤師・栄養士・リハビリ・御家族とチームになり、患者さんを中心とした治療ケアを目指しています。
終末期医療とは
終末期医療とは、患者の療養生活の質を担保しながら、その人らしさを保ち最後まで生き抜くことができるように支援する事であると言われています。「その人らしく生を全うする」、「安心して最期の時を迎える」、「揺れ動く意思決定を支える」これらの事を常に考え実践していくことが終末期医療における看護・介護だと考えます。
入院期間
入院期間は3ヶ月から6ヶ月です。
療養病床の対象となる方
- 台東区及び周辺にお住まいの方
- 急性期治療が終了しても、引き続き医療行為が必要となる方
- 退院にあたり在宅介護の準備が必要となる方
上記について医療区分や日常生活自立度を参考に入院判定会議にて決定しています。
- 医療区分
平成18年7月から、導入された評価基準で、 疾患や状態、必要な医療処置によって患者さんを三段階に分類するものです。
- 日常生活自立度
療区分と同様に平成18年7月から、導入された評価基準です。
※ご質問・ご不明な点等ございましたら、お気軽に地域連携相談室へ お問い合わせください。