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医療関係者の方へ

検査室

検査室のご案内

検査室のイメージ画像

検査室の理念

医療従事者として患者様に対し臨床検査を通じて、質の高い医療を提供します。

検査室の基本方針

  • 迅速かつ精度の高い検査を通じて患者様の診療支援に努めます。
  • 患者様、利用者様の目線に立って安全で安心できる医療の提供に努めます。
  • 多職種で連携し、高い教養と見識を持つ人材育成に努めます。
  • 地域の保健予防活動への取り組みを多職種と連携し推進します。

検体検査室

免疫分析装置の画像
免疫分析装置
生化学分析装置の画像
生化学分析装置

1.生化学、免疫検査

肝機能、腎機能、脂質、糖、腫瘍マーカー、感染症検査などを採血で採取された検体を用いてその成分を分析測定することにより数値の大小から様々な病気の診断、治療、疾病の確認目的に実施しています。当院では各自動分析装置を用いて検査しています。
検査所要時間は45分程度かかります。

2.一般検査

尿は血液が腎臓で濾過された老廃物で出来ています。尿検査では尿中の様々な成分(糖、蛋白、潜血など)や細胞(赤血球、白血球など)をみることで糖尿病や、腎臓病などの様々な病気や病態判断に役立ちます。このような内容を調べるために、尿自動分析装置や顕微鏡を用いて検査しています。

3.血液検査

血液検査では、各自動分析装置を用いて凝固検査3項目、血算・白血球分類等を測定しています。
また、必要に応じて標本を作成し、顕微鏡検査(白血球の分類や赤血球の形態、異常細胞の有無)を実施しています。

血液自動分析装置の画像

4.輸血検査

輸血検査では、血液型検査、交差適合試験などを行い、輸血による治療が安全に行えるように適合した血液製剤を準備しています。
輸血の安全と適正使用、院内輸血環境の整備にも努めています。

5.PCR検査

新型コロナウイルス検査を院内で実施しています。
1件あたりの検査所要時間は25分程度です。

PCR検査機器の画像

生理検査室

1.心電図検査

不整脈、心肥大、狭心症などの診断のために行う検査です。
健康診断や手術、入院前の検査でも行うことあります。胸と両手、両足首に電極を着けますので、地肌が出るよう着脱しやすい服装で検査室へお越しください、よろしくお願いします。
※検査所要時間は5分程度です。

心電図検査のイメージ画像

2.ホルター心電図検査

携帯型の心電図記録装置を装着して24時間連続で心電図を記録し、動悸の原因や失神、めまい、息切れ、胸痛、徐脈、治療効果の判定などの評価を行う検査です。通常の心電図検査では見つかりにくい夜間、明け方等発作性の不整脈、狭心症などの発見に役立ちます。

検査時のお願い
  • 検査中の入浴やシャワーはお控え下さい。
  • 電気毛布の使用はお控えください。
  • 「行動記録メモ」に、就寝・起床、胸部症状等のご記入をお願いします。
  • 装着機械は翌日病院で取り外します。併せて行動記録メモも回収します。

3.肺機能検査

喘息や肺気腫など、呼吸器疾患の診断のために行う検査です。人間ドックなどの健康診断でも行います。
当院では日本呼吸器学会の提言に明示される感染対策、厚生労働省および各健診関連団体の示す方針に準拠した対策を講じ、安全に配慮して実施しています。
検査では専用クリップで鼻を摘んだ状態で口呼吸をして測定します。この検査を正確に行うためには、患者さんご自身の“ご協力と頑張り”がとても大事で必要となります。
検査担当技師が適切に対応いたしますので、できるだけ少ない回数で検査が終われるように一緒にがんばりましょう。

4.超音波検査

超音波検査とは、人間の耳には聞こえない音を利用して臓器などを映し出す検査です。
また臓器だけでなく血液の流れる様子を診ることもできます。容易に繰り返し行うことができ、検査自体は検査対象となる部位に超音波を伝わりやすくするためにゼリーを塗布し押し当てる事により画像を出すので、大きな苦痛はありません。
当院検査室では、腹部超音波検査、心臓超音波検査、末梢血管超音波検査、甲状腺超音波検査等を行っています。
各検査にかかる所要時間は患者様毎に異なりますが、概ね15分~30分程度です。

超音波検査のイメージ画像

5.血圧脈波検査(ABI検査)

両手、両足首に血圧計を巻いて4箇所の血圧測定をベッドに寝た状態で行います。薄着になっていただき実施しますので、ご協力お願いいたします。
この検査で血管(動脈)の硬化と狭窄の状態(詰まりの程度)を調べます。
動脈硬化はあまり自覚症状がありません。しかし適切な対応をせず放置すると、閉塞性動脈硬化症・心筋梗塞・脳梗塞などの疾患原因となります。
検査所要時間:15分程度です。

採血室

受付順に当日検査に必要な採血を行い、採尿がある方は尿コップをここで受け渡します。 採尿室で尿をとっていただきます。

採血室は、臨床検査技師が対応しています。
(カウンター2 席) 受付 22 番に検査予定の書かれた”本日の予定表”ファイルを提出して下さい。

採血時のお願い

以下に該当される方は採血時にスタッフまでお知らせください。

  • リクシアナ、ワーファリンなど血を固まりにくくする作用のあるお薬を服用されている方 (採血後にはより長く圧迫止血が必要となります)
  • 消毒用アルコールや絆創膏にかぶれたことがある方 (アルコール以外の消毒薬で対応いたします)
  • 以前に採血をして具合が悪くなったことがある方 (ベッドにて採血させていただく場合があります)

※混み合っている時間帯はお待たせすることもあるかと思いますが、スタッフ一同、待ち時間の短縮に努力してまいります。何卒ご理解の程よろしくお願い致します。